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Casio PG-300

Casioのギターシンセです。Casioが楽器業をやっていたころは結構ギターも出してます。

IMG_1473.jpg

90年代初頭に販売され、現在では生産終了しています。
このギターシンセの画期的なところ、ギター本体にシンセ音源を内蔵しており
足元に機材が増えず、電池を搭載しておけばシールド1本でギターシンセとして
演奏を楽しむことができます。

音色は基本的にプリセットされたものしか使用できず、自分で音色を作ったり
ホールドやフィルター機能もありません。
音色によりトラッキングのスピードや音程の安定性が随分違うので結果的に使えそうな音は限られてきます。
音程を1オクターブの上下できる機能、音程をクロマッチック12音にて固定し
ポルタメントを認めない機能はあります。
一応オプション音源として、サウンドROMカードを挿すスロットがついておりラリーコリエルのカードも持ってます。
中古ではこのROMカードも結構値段で販売されてます。個人的には蛇足かなと思います。

使用している音源はiPDという音源です。
PDはPhase Distortionの略で、Casioが80年代発表していたシンセに多く採用されてました。
iPD音源はPD音源の発展系らしいです。原理的にはFM音源とほぼ同じと聞いてます。
音質はFM音源らしい硬質さがあります。
昨今のPCM音源やサンプリングと比較すれば古臭さは否めませんし、
ましてやプリセットされた音が生楽器の何を模して作られたのか判別できません。
しかしシンセとしてFM音源に魅力を感じられるのであればいいと思います。

試しにシンセ音だけ録音しました。実際はコンプやディレイ、EQなどで色はついてます。



大抵の場合、使用部品の耐久性に致命的な欠陥があるらしく
シンセ部の音が鳴らなくなる不具合が発生しているらしいです。
その為、修理が必要となります。現在、Casioはこの商品のサポートを受付て
いないようですが、一部この商品の修理をして受け付けている方がいるようです。
私もジャンクで手に入れたものを一度修理に出しています。以後は調子がいいです。

結構な数を販売をしたせいか、今でも比較的ヤフオクでは手に入りやすいようです。
ただ一時期は二束三文で販売されていた中古市場では、値段が上がった印象です。
ネット上で情報が手に入るようになり、修理を受け付ける方が出るようになったからでしょうか。

ボディはメイプル+バスウッドということになってますが、表面のトラ目はどうもツキ板みたいです。
ボディはコンター加工のされてないストラトシェイプです。
ボリュームの隣あるのは修理した際に付けていただいた、サスティンリミットの解除ボタンらしいです。
ホールドのようなことができますが、安定動作が得られず右手も固定されるので使い方は限られてます。
ネックが気に入らなかったのでGodinのネックを中古で手に入れ交換してます。
ネックの交換でシンセ部の安定性が増した気がしますが、気のせいかもしれません。
ネック交換記事は以下にあります。
ストラトのネックをテレキャスのものに交換
ストラトのネック交換:ネジ穴が合わない場合

その他、部品の交換に頻繁に登場しますのでこのサイトではよく顔を出すギターとなります。

Casioのギターシンセは、以前の記事で紹介したエリックジョンソンの他、
スタンリージョーダン、ラリーコリエル、渡辺香津美などフュージョン系のギタリストによく使用されて
いたようです。スタンリジョーダンは音源部だけ取り出し他のギターに搭載したりしてました。
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