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オルタネイトピッキング

オルタネイトピッキングとはピックをアップダウンに交互に弾くテクニックです。
ピックを使ったピッキングでは最も基本的なテクニックといえますが、
ギタリストが永遠に悩み続けるテクニックだと思います。

ピッキングの巧者として知られるパットマルティーノはインタビューで
右手はオートメション、何も考えなくとも自然に動くと言ってました。
羨ましいかぎりです。凡人の私にはとても到達できなさそうな境地なので
あれこれ工夫しなければなりません。

まずはよく言われていることですが、スピードよりも確実性を重視して
楽に弾けるテンポまで落として練習します。
少しずつテンポを上げていき、しばらくしたらゆっくりのテンポに
また戻してみます。こうやって様々なテンポで弾くことで安定性が
増していくと考えてます。
早く弾くことを目的にしてしまうとプレイが荒くなってしまいますが
それを個性としているプレイヤーもいます。
個人的にはゆっくりとプレイして指に動きをなじませて、
早く弾くことでより無駄のない動きを追求するので表裏一体の関係にあると
思ってます。

ある程度ピッキングの速度を上げていくとピックの当てる角度や深さが
変わってくるかもしれません。
ゆっくりした状態でも早い状態でも一定の角度・深さをキープしたほうが良い
との意見もあります。
個人的にはトーンが気に入れば角度や深さに変化があってもいいと思います。

当たり前の話ですが、細い弦より太い弦のほうが弦を弾くときの抵抗も強く
押弦の抵抗も強くなるので難しくなります。1/2弦で弾けても5/6弦ではスムーズに
いかないパターンもあると思います。

ピッキングテクニックは実際には両手技だと思います。
左手のテクニックが右手のテクニックに追いついてないこともよく
あります。
例えば・・・。

 ↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓ ↑↓↑
|-8-5-----------------------------|----------|
|-----8-5-8-5---------------------|----------|
|-------------7-5-7-5-------------|----------|
|---------------------7-5-7-5-----|----------|
|-----------------------------7-5-|-7-5------|
|---------------------------------|-----8----|

こういったフレーズは無理なく弾けても・・・。

 ↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓ ↑↓↑
|---------------------------------|-----8----|
|-----------------------------8-5-|-8-5------|
|---------------------7-5-7-5-----|----------|
|-------------7-5-7-5-------------|----------|
|-----7-5-7-5---------------------|----------|
|-8-5-----------------------------|----------|

こちらだとぎこちなくなってしまうような、
ほとんど同じような動きでも些細な違いでうまくいかない場合があります。

右手のテクニックが追いつかない場合は下記のような弦を飛び越えるときに
ピッキングがひっくり返るパターンのときが多いと思います。

 ↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑↓
|-------5-----------5-----|
|---5-8---8-5---5-8---8-5-|
|-8-----------8-----------|
|-------------------------|
|-------------------------|
|-------------------------|

こういったパターンは左手の動きも難しいことが多いです。

弦を跨ぐパターンになると逆にひっくり返ったほうがやりやすくなったりするから
不思議なものです。@よりAのほうが難しく感じます。

@        A
 ↑↓↑↓↑↓↑↓ ↑↓↑↓↑↓↑↓
|---7---7---7---7-|-7---7---7---7----|
|-----------------|------------------|
|-----------------|------------------|
|-5---5---5---5---|---5---5---5---5--|
|-----------------|------------------|
|-----------------|------------------|


オルタネイトピッキングをマスターするとリズムが劇的に改善されます。
特に細かい音符を詰め込んだフレーズは弾きやすくなります。

休符や息の長いフレーズには空ピッキングを使います。
空ピッキングはリズムに合わせてアップダウンの動きを継続されますが
発音しない箇所には実際に弦を弾かず、文字通り空振りのピッキングを行います。

 ↑(↓↑)↓(↑↓)↑(↓)
|-------------------------|
|-------------------------|
|-5-------5-------5-------|
|-------------------------|
|-------------------------|
|-------------------------|

カッティングや他の楽器とのユニゾンなどタイトなリズムが欲しいときに
使用します。ソロで使用する場合、場合によっては忙しない感じにもなって
しまうので大きくリズムをとるときにはあえて使用しないこともあります。


コピーやアレンジなどで実際に弾くときには、
右手の得意なパターンに合わせてフレーズを組み立てる工夫も必要になってきます。
音使いの一緒の@とAのパターンでは、Aのほうが全然弾きやすいはずです。

@        A
 ↑↓↑↓↑↓↑↓ ↑↓↑↓ ↑↓↑↓
|-------5-------5-|-------------------|
|---5-8-----5-8---|-----8-10-----8-10-|
|-7-------7-------|-7-9------7-9------|
|-----------------|-------------------|
|-----------------|-------------------|
|-----------------|-------------------|

苦手なパターンを克服するのも重要な練習ですが、得意なパターンに自ら修正
するのも良い演奏をするうえでは必要かもしれません。
単音でのプレイは工夫が色々できます。

教則本などによくメカニカルなトレーニングが紹介されています。
メニューを作成してこなせる人は、継続するのが一番効果的かもしれません。
地味な練習を続けるマゾヒズムを持ち合わせてない私には日々継続して
練習するのが難しいと感じてしまいます。

解決方法としては、実際の曲のコピーを行いスムースに弾けないところを
重点的に練習するという、シンプルな方法しか持ち合わせてません。
スムースにいかない時点で考え付く練習を次から次と試すと時間がすぐに
過ぎてしまうクセがあり困ってしまいます。

アルディメオラのような怒涛のフルピッキングソロプレイと
ファンキーな単音カッティングでは同じオルタネイト活用でも違った難しさが
あったりしますので、メカニカルなトレーニングは到達すべきサウンドイメージ
ありきで行うといいのではないかと考えてます。

何でも欲しがらずにひとつひとつ地道に解決するしかないかもしれません。
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