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フィルター

フィルターは波形から倍音成分の一部分を取り除いたり逆に強調したりします。
アナログシンセサイザーではその回路方式からVCF(Voltage Controlled Filter)
と呼ばれることがあります。
直訳すると電圧制御ろ過器となります。

フィルターにはカットオフフリーケンシーとレゾナンスの2つの設定があります。
カットオフフリーケンシーは、倍音をカットし始める周波数を設定します。
レゾナンスはカットオフフリーケンシーの強調を行います。

フィルターにはローパス、ハイパス、バンドパスと主に3種類あります。

ローパスフィルターは低音には影響を与えず、高音をカットします。
ハイパスフィルターは高音に影響を与えず、低音をカットします。
バンドパスは設定した周波数に影響を与えず、高低音をカットします。

一番良く使用されるのはローパスフィルターです。
倍音は基音より高い音で構成されているため、耳障りな帯域を抑える
効果があります。

例はノコギリ波のフレーズですが、1小節目はカットオフフリーケンシーが全開、
2小節目は完全に閉じた音色です。


さらにレゾナンスを足した音色です。


フィルターの質にも拠りますがレゾナンスは全開にすると発信します。


ハイパスフィルターを使うと低音が削られスカスカな音になります。
最初が1小節目はカットオフフリーケンシーが全開、
2小節目は完全に閉じた音色です。


設定を固定せず手動でツマミを動かしたり、EGを使ってフィルターを
動かし音にウネリを与えます。
カットオフフリーケンシーとレゾナンスを手動で動かしてみました。


このようにフィルターをコントロールすることで波形に表情を
与えます。

フィルターには減衰の傾き(スロープ)があり、その値によって
フィルターの鋭さが変わってきます。
カットオフフリーケンシーで設定以降の周波数帯はバッサリカットされる
わけではなくスロープの描いているカーブによってその効き具合も
変えるわけです。

通常dB/Octの値で示され値が大きいほどスロープが
深い=よくトーンをカットすることになります。
dB/OCTの値が高ければフィルターとして性能が高いことになりますが、
音楽的にはdB/OCTの値が高ければ良いいうわけではなく
ゆるいものはゆるいなりの個性となります。
通常のパッシブフィルターならば6dB/OCTです。
TB-303には18dB/OCTのMinimoogには24dB/OCTのフィルターが実装されて
おりそれぞれのシンセの個性に直結しているわけです。

現在はスロープの効きを変えるタイプの多数存在してます。



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