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エコノミー・スウィープピッキング

エコノミーピッキングとは隣り合った弦を移動するようなピッキングをする際に
高音弦に移動するときはダウンを連続、低音弦に移動するときはアップを
連続するピッキングをします。

sw_2.JPG

スウィープピッキングとは3つ以上に跨る弦の間をエコノミーピッキングを
するテクニックです。

速弾きのテクニックとして認知されてますが、応用は色々できると思います。
私が考えるエコノミー・スウィープピッキングのメリットしては速弾きより
オルタネイトよりレガートなニュアンスで弾けることにあると思ってます。


テクニックとしてはピッキングと名がついているが実際は左手の重要度が高いです。
G08.JPG

そもそも速いスピードで弾こうとするから右手と左手のタイミングがずれて
きれいに音がならないと考えらます。隣り合う弦を次々と押さえなければならない
ため運指が難しくなります。
そのためには左手だけの練習が有効とよく言われています。
譜例を左手のみのタッピングでしばらく練習します。
その時テンポは速くしないでBPM=140くらいから始めてみるといいと思います。

慣れてきたら今度は1弦のみハンマリングプリングを入れた@のパターンで弾いてみます。
さらに慣れたら全てをピッキングするAのパターンを試してみます。
ピッキングに関して角度の話題もありますが好きなようにやっていいと思います。
個人的にはあまり角度を変化させたりしません。サムピックでも特に問題はありません。

あまりテンポが遅くなると弾きにくいですが、この位のテンポならば慣れれば
問題ないと思います。注意点はクリアーな音の長さと不要な音のミュート。
音が十分な音の長さを保てなかったり(いわゆるブチブチと音が綺麗につながらない状態)
他の弦が鳴ってしまう場合テンポを下げて慣れることが必要です。
慣れたら今度は段々テンポを上げる。BPM=200を超えたあたりでBPM=100の6連譜に
切り替えるといいと思います。

このような手順で使用する弦やフォームなども増やしていきます。
地道な努力が必要ですがこれが一番早く体得できるのではないかと思います。
実際の曲に使うときには素早い横移動も必要となってきます。


下の譜例はコード進行に即したスウィープピッキングです。
コード進行はE→F#dim→G→G#dim→Am→A#dim→B7。
ある程度スウィープピッキングをできるようになっていれば今度問題になるのは
横の移動のはずです。
リズムをキープしたまま右に左にフォームを変えなければなりません。
フォームを変えたときにリズムが崩れやすいのでやはり最初はBPM=140くらいから
始めるのがいいかと思います。音楽理論的には基本的コードに即した
トライアドコードトーンのアルペジオなのだがB7の箇所で
ディミニッシュコードトーンのアルペジオを弾いています。
ちょうどBの3rd、5th、7th、b9thで構成されちょっとしたオルタードテンションと
なっています。
sw2.JPG

3弦のスウィープに慣れたら次は4弦、5弦とまたがる弦数を増やしてみます。
どんな形でも構わないが試しに以下のようなポジションで再び反復練習する。
sw02.JPG

鬼門になるのは3弦スウィープの場合、アップピッキングは一回だけでしたが
今回は最低で2弦またがるアップが入るところかと思います。
またトライアドだとかなりストレッチを要求するようなフレージングが
出てきます。例えば以下のような。
sw03.JPG

ところが同じコードで上図下図どちらを弾いてもサウンドする筈です。
例えばBassがEmを演奏しているとき上図なら6弦10fから下図なら6弦12fから
このフォームのフレーズを弾いてみます。
これはトライアドでいえば5弦をrootと考えて上図はメジャー系、
下図はマイナー系のコードに分けられます。
実際は指定したポジションで演奏することにより下図はストレートな
トライアドサウンドになるのに上図を使うと7th含みのアルペジオになります。
自分の場合手があまり大きくないこともあってこういった7thやテンションを
含むアルペジオやコードフォームを使うことが多いです。


今回のコード進行はAm7→D7の繰り返しです。
スウィープの箇所にピッキング記号を表記しました。

1小節目:いきなり6弦スウィープ。Am7(9)のアルペジオ。
3小節目:アップ方向の4弦スウィープ。
ルート合わせればAm7(9 11)となるが代理和音のEm7→Amのアルペジオと
解釈したほうがわかりやすいです。
5小節目:スライドを途中にはさんでダウンとアップでフォームの違うAm7のアルペジオ。
7小節め:途中ダウンピッキングを含んだアップのAm7のアルペジオスウィープ。

テンションを含むことでアルペジオというより音程差のあるフレーズとなります。
sw4.JPG


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